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「おーす!野郎共!この鴉取真弘様が来てやったぞぉ!」
玄関の方から騒がしい声が聞こえた───。
がくりと肩を落とした俺と狗谷は、その時だけ
同じくして溜め息を吐いた。
「………まったく……あの人は…」
「…朝から元気だな……あいつは…」
「……ハッ…元気?……ただの煩いだけだろ?」
「……ふふ、元気な事はいい事じゃありませんか」
そしてまた部屋の空気が変わる。
いました────。
一瞬にして空気を変える人。
が、もう一人─────。
にしても………真弘先輩はここが誰の家だか
分かっているのか不安になる────。
(インターホン押さなかったしな………)
住居不法侵入…………。
真弘先輩…………これは犯罪ですよ………。
そのすぐ後に慎司も合流し
守護者は全員揃った。
そして、
本題の話が進められる事に─────。
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