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市橋はハッとし、担うオーラが、
にわかにほんわか色めきたった。
「くれるのか……あの唯一ちゃんが、おれに」
「唯一はそうゆうところちゃんとしてるから。有言実行タイプし」
「如何なるときもな……」
「失敗も成功も……、こうなった以上、助かる道はただひとつ」
「「はる君だよ」」
胸に拳を置くハンドサインから、互いの腕を組み合わせる。
「「俺たちのバレンタイン(未来)は、はる君にかかっている!」」
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