2月13日・昼

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市橋はハッとし、担うオーラが、 にわかにほんわか色めきたった。 「くれるのか……あの唯一ちゃんが、おれに」 「唯一はそうゆうところちゃんとしてるから。有言実行タイプし」 「如何なるときもな……」 「失敗も成功も……、こうなった以上、助かる道はただひとつ」 「「はる君だよ」」 胸に拳を置くハンドサインから、互いの腕を組み合わせる。 「「俺たちのバレンタイン(未来)は、はる君にかかっている!」」
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