あの瞬間。

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今日はリョウの父親の選挙戦の会議が終わったガクさんとリョウが ミウの店に顔を出した。 その帰りのもう一軒だ。 他に店の女の子が1人 計4人で来てる。 「リョウさんママ大丈夫かな?」 女の子が言ってる リョウが大爆笑しながら 「ミウさんも泣くんだね。 でも竹を割った様な性格なんて皆言うけど意外とグチグチしてるだね。もういいじゃん」 そうだ1ヵ月前に結婚するハズで5年も一緒にいた男に酷い裏切られかたして 悲劇のヒロインなミウに リョウが言った。 「あんた達若者にはミウの気持ちはわかんナイのよ」 涙を拭きながら37歳のミウが言ってる。 ガクさんは相変わらず酔ってる。 「ミウさん俺達が励ましてやるからさ。。。で これからどうするの?」 同棲していたためにまだ引っ越出来てなく家に帰れば隣の部屋に奴がいる。 この状況にミウも頭が痛い 夜の勤めはお酒を飲むので店の近くに引っ越ししたいミウは一週間後に空く物件を待っていた。 「空いたら即引っ越します 手伝ってもらっていいですか?」 冗談まじりにミウが2人に言う。 「いいッスよ日程決まったら教えてくださいガクさんも一緒に行きますから。」 女の子もうなずいてる。 「ありがと。。。。じゃあ今日はそうゆうことで帰りますか?」 話はまとまって帰る事に。 「ミウさんは俺と方向同じなんで俺が送ります。ガクさんは自分で帰ってね」 女の子はミウの店近くの寮に住んでいる。 「じゃあね」「おやすみ」方向の違う2人と別れた。 2人で歩きながら他愛もない話しをした。 リョウはミウの店の帳簿もつけてるので専ら売上と 6人程いる若い従業員の女の子達の話しでしかない。 そのうちにミウの家の前。 淋しいミウがリョウに抱きついた。 リョウは。。。 「もうミウさん酔いすぎ明日連絡しますから。」 手をほどかれて 「おやすみ」帰って行った。
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