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爆風の中…三人の影があった。
士「がはあっ!」
士は血を吐き、倒れる。
翔太郎「ぐっ!」
フィリップ「がっ!」
翔太郎とフィリップも血を吐き、倒れる。
士「…どうやら…引き分け…のようだな…」
翔太郎「ぐっ…士…お前…もしかして…」
士「ハッ…俺だって分かってたさ…ライダー大戦に…何の意味も無い事…くらいな…けど、俺は認めたくなかった…自分が破壊者…って事をな…だからこそ闘った…破壊者として…本当に自分が…破壊者になりきれるのかどうか…確かめるために…」
翔太郎「士…」
フィリップ「君は…最初から死ぬ気だった…のかい…?」
士「さあな…ただ、これだけは言える…仮面ライダーディケイドになった事に、後悔はない…ってな。」
翔太郎「士…」
士「安心しろ…俺が死んだら、ライダー達は蘇る…無論、お前らもな…」
翔太郎「お前は…お前は…どうなるんだ…?」
士「…さあな…じゃ、少しの間、夢を見てろよ…翔太郎…」
士は動かなくなった。
翔太郎「士…」
フィリップ「くっ…」
翔太郎達も動かなくなった…
それから一週間後…
亜紀子「翔太郎君!早く早く!」
翔太郎「分かってるよ!」
翔太郎達はいつものように探偵の仕事をこなしていた。
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