残された希望

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翔太郎「平行世界!?」 渡「はい…」 フィリップ「本当にあったとはね…興味深い。」 渡「しかし、その平行世界が全て消滅しようとしています…!」 翔太郎「?何でだ?」 渡「世界の破壊者…ディケイドがいるからです。」 翔太郎「ディケイド…?」 フィリップ「なるほど…僕達への依頼は、そのディケイドを倒して欲しいという事かい?別世界の仮面ライダー…」 渡「!」 翔太郎「か、仮面ライダーだって!?」 フィリップ「僕達が仮面ライダーだって事を知らなきゃ、そんな事を依頼する訳がない。なら、この紅渡は仮面ライダーである可能性が高い。」 渡「…はい…僕は仮面ライダーです。」 翔太郎「俺達以外にも…仮面ライダーが…」 渡「…しかし、僕以外の仮面ライダーは全て、ディケイドに…」 フィリップ「ただ者ではないね…」 翔太郎「…分かった。力を貸すよ…仮面ライダーとしてな。」 渡「…ありがとうございます。」 (ドカーン!) 翔太郎「!?な、何だ!?」 フィリップ「爆発が起きたみたいだ!」 渡「この世界に来たのか!」 翔太郎「ま、まさか…!」 三人は慌てて外に出る。 翔太郎「あ、あれは!」 そこには、クワガタモチーフの仮面ライダーが居た… フィリップ「あれがディケイドかい?」 渡「いえ…!あれは仮面ライダー…クウガです!」 ?「違うな…」 クウガらしきものは振り返る。 渡「そ、そのバックルは!」 Dクウガ「久しぶりだな、紅渡。」 渡「ディケイド…!」 翔太郎「あ、あいつが!」 Dクウガ「お前を追って、わざわざこの世界まで来てみたら…まさか…ライダーがまだ居たとはな…」 翔太郎「てめえがディケイドか?」 Dクウガ「…なら、見せてやるよ。」 Dクウガは元の姿、仮面ライダーディケイドの姿へと戻る。 渡「お前だけは絶対に許さない…キバット!」 (あいよ!ガブ!) 渡に魔皇力が注がれる。 渡「変身!」 渡はコウモリの仮面ライダー、キバへと変身した。 ディケイド「許さないだと…?俺を破壊者にしたのは…お前だろうがああああああ!」 ディケイドはキバへと向かっていく。
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