55人が本棚に入れています
本棚に追加
翔太郎「平行世界!?」
渡「はい…」
フィリップ「本当にあったとはね…興味深い。」
渡「しかし、その平行世界が全て消滅しようとしています…!」
翔太郎「?何でだ?」
渡「世界の破壊者…ディケイドがいるからです。」
翔太郎「ディケイド…?」
フィリップ「なるほど…僕達への依頼は、そのディケイドを倒して欲しいという事かい?別世界の仮面ライダー…」
渡「!」
翔太郎「か、仮面ライダーだって!?」
フィリップ「僕達が仮面ライダーだって事を知らなきゃ、そんな事を依頼する訳がない。なら、この紅渡は仮面ライダーである可能性が高い。」
渡「…はい…僕は仮面ライダーです。」
翔太郎「俺達以外にも…仮面ライダーが…」
渡「…しかし、僕以外の仮面ライダーは全て、ディケイドに…」
フィリップ「ただ者ではないね…」
翔太郎「…分かった。力を貸すよ…仮面ライダーとしてな。」
渡「…ありがとうございます。」
(ドカーン!)
翔太郎「!?な、何だ!?」
フィリップ「爆発が起きたみたいだ!」
渡「この世界に来たのか!」
翔太郎「ま、まさか…!」
三人は慌てて外に出る。
翔太郎「あ、あれは!」
そこには、クワガタモチーフの仮面ライダーが居た…
フィリップ「あれがディケイドかい?」
渡「いえ…!あれは仮面ライダー…クウガです!」
?「違うな…」
クウガらしきものは振り返る。
渡「そ、そのバックルは!」
Dクウガ「久しぶりだな、紅渡。」
渡「ディケイド…!」
翔太郎「あ、あいつが!」
Dクウガ「お前を追って、わざわざこの世界まで来てみたら…まさか…ライダーがまだ居たとはな…」
翔太郎「てめえがディケイドか?」
Dクウガ「…なら、見せてやるよ。」
Dクウガは元の姿、仮面ライダーディケイドの姿へと戻る。
渡「お前だけは絶対に許さない…キバット!」
(あいよ!ガブ!)
渡に魔皇力が注がれる。
渡「変身!」
渡はコウモリの仮面ライダー、キバへと変身した。
ディケイド「許さないだと…?俺を破壊者にしたのは…お前だろうがああああああ!」
ディケイドはキバへと向かっていく。
最初のコメントを投稿しよう!