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フィリップ「翔太郎?何処に行くんだい?」
翔太郎「ちょっと散歩だ。」
翔太郎は出ていく。
渡「いいんですか?」
フィリップ「ああ。」
翔太郎(ディケイド…あいつは確かに強い…今までのどんな相手よりも…ただ…あいつ、世界の破壊者にしては…)
そんな事を考えていると、翔太郎は河原に来た。
翔太郎「…ん?あれは?」
翔太郎は一人の青年を見つける。
翔太郎(あいつ…服がボロボロだ…)
翔太郎はその男に近づく。
翔太郎「どうしたんだ?」
?「…お前、誰だ?」
翔太郎「ああ…俺は左翔太郎…探偵さ。」
?「…」
翔太郎「お前こそ、名前は?」
士「…門矢…士。」
翔太郎「へえ~士か。いい名前じゃねえか。」
士「…お前…」
翔太郎「ん?」
士「…いや、何でもない。ちょっと話し相手になってくれないか?」
翔太郎「?いいけど。」
こうして、二人は話をしていた。
士「なあ、もし…もし、世界を消さなきゃならなくなったら…どうする?」
翔太郎「?変な質問だな…」
士「まあまあ、気楽に答えてくれよ。」
翔太郎「そうだな…俺は、やらねえ…かな。」
士「何でだ?」
翔太郎「そ、そりゃ、俺はこの街が好きだし…ここにいる人達も…消したくないからさ。」
士「…そうか。話に付き合ってくれて、ありがとな。」
士は立ち上がる。
翔太郎「何処に行くんだ?」
士「なあに、ちょっとやる事があってな。」
士は何処かに歩いていった。
翔太郎「…?何だったんだ?あいつ…」
翔太郎は探偵事務所へと戻っていく。
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