窓辺の姫君~雪の降る日~

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朱有 「ちょっ… 卓斗くっ…落ち着いてっ…!」 卓斗 「これが落ち着いていられますか!? 貴方は平気なのですか!!? セリア様がっ…どうなっても!!」 朱有 「よく…よくないよ!! でも…ううん、だからこそ。 僕達がしっかりしなくて どうするんだよ!!!」 卓斗 「あっ…。申し訳…ありません。 私としたことか…」 香師 「兎に角、今は出来る限り 安静にすることが1番大切です。 もちろんどちらも…ですよ」 卓斗 「どちらも…?」 朱有 「ところで卓斗くん。 君はどうしてキッチンへ来たの?」 卓斗 「えっ?ああっ… セリア様に紅茶をお持ちしようと…。 いけません!早くしなければ!!」 朱有 「卓斗くんも案外 抜けてるとこあるよね」 卓斗 「うっ…。それで失礼します!!」 (急いで用意してから セリアの部屋へと向かう卓斗)
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