エピローグ

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卓斗 「…愛して、らしたんですか? セリア様のこと」 朱有 「人としては…ね。 政略結婚だったけど、 セリアさんはいい人だったよ」 卓斗 「はっきり言いますね。 朱有様は…この人生に 悔いはありましたか?」 朱有 「………悔いはたくさんあるよ。 でも、今こうしてることに疑問はない」 卓斗 「………万郁里様は 私が面倒見ますから、 朱有様は第2の人生でも 歩みになられたら如何です?」 朱有 「なんでそうなるんだよー。 万郁里ちゃんは 僕とセリアのたった1人の娘だよ?」 卓斗 「だからです。 セリア様の愛娘ですからこそ、 私が引き取ります」 朱有 「遠慮しとく。万郁里ちゃんは 僕の愛娘でもあるからね」 卓斗 「親バカですか」 朱有 「あはは!万郁里ちゃんに 彼氏が出来たら大変そうだよね」 卓斗 「じっくり品定めさせて頂きます!」 朱有 「さすが卓斗くんだね」 卓斗 「そりゃそうですよ! セリア様も万郁里様も、 私の大切な、家族なんですから…ね」
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