序章。

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ぼくは、「大人っぽい」と言われるのが嫌いだ。 …ぼくだって小学生らしいところもあるんだから。 気が付くと目の前には学校があった。 「おはようございます!」 先生が校門の前に立ち、登校してくる生徒たちにあいさつをしている。 「…おはようございます。」 「お、キタシマじゃんか!」 先生にあいさつをすると後ろから声をかけられた。 後ろを振り向くと半袖、半ズボンで他の学年にも有名なタニグチがいた。
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