不登校

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それを"本人の気持ち次第だ"と、言うなれば見て見ぬふりを続け、棘の道を何のガードもなく走っていったらどうなるでしょうか。傷だらけになって、いつしか死んでしまうかもしれません。 今、本人は分厚い服を何枚も着込んで、両手で体を抱えて、下をむいて、猫背になりながら棘の道をゆっくりと少しずつ、少しずつ進んでいるのです。沢山の防具を着ていたらそれは足が重くなるものです。それを頑張る気持ちが少ないから、などと否定しないであげて下さい。心が沢山着込んで重たくなっているんです。血が出たら痂になるようにそれはごく当たり前なものなんです。 私の心からの言葉なので論点が変わっていたり、支離滅裂だったりですが、なんとなくでもいいので形だけでも、手触りだけでも、感じて下さい。 .
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