星の降る夜

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星の降る夜

何度目かの夏休み。 僕は勇気を出して、君を誘った。 今夜は満天の星空、最高のシチュエーション。 なんだか上手くいきそうな気がした。 遠くでは、東京独特の夜景が見える。 絶景かな…… 君との距離は何ともいえない。 手を伸ばせば届くけど、そんな大それた事はできない。 誘えただけでも大金星だった。 それでも僕は勇気を振り絞った。 少しでも思い出を作るために。
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