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「──────」
顔を真っ赤にして離れる2人。
2人とも夕焼けのせいですごく真っ赤な顔に見えます。
そして、そのまま手をつないで真っ赤な夕日を2人で見てました。
でも、そんな幸せな時間はいつまでも続きません。
「そろそろ帰ろっか。まーくん」
「……うん」
いつものようにいーちゃんが帰りの言葉を言って僕たちは家に帰ります。
いーちゃんの家は厳く、門限があって暗くなる前に帰らなきゃいけないのです。
だから、
僕たちの恋人の時間はこの誰もいない生徒会室を出たらおしまいなんです。
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