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「……ごめ…んね、いーちゃん。僕、反省してる…から、許して……」
泣きそうになって涙をこらえた目でいーちゃんの深い闇のような目を見て謝る僕。
「──もう、仕方ないな。まーくんは。
許してあげるからもう間違えちゃだめだから、ね?」
そう言っていーちゃんは、
僕の『首を絞めていたネクタイ』をほどいてくれました。
四鳳院五十鈴こといーちゃんは、少し過激な愛情表現をする女の子だったんです。
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