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準備運動だけで、かなり息があがってしまう。
ただ、僕は元気だけが取り柄みたいなところあるから、そこそこの運動には付いていけた。
同じ列に、息を切らして顔を赤くしてる人もいる。同じ1年だけど、名前はなんだったかな…
まわりを見ると、やはり勇人は余裕そう。スポーツ肌だな。
タナボーは、僕と一緒で付いていけてる、ぐらい。
まわりの先輩も息があがったりしてる人もいるもんだ。
次はレイアップシュートの練習。
といっても、みんなで100本決めないと終われない。
その間自分の番が来るたびに走るため、やはりきつい。
1!2!…と、決まった数をみんなで数える。
息があがってるので、声を出すのはつらい。
その中で一際大きい声の先輩。
2年のナカイ先輩だ。
ハーフかクオーターなのか、日本人って顔から少し違うから覚えてた。
すごく元気に数を数える。
僕のレイアップは、そこそこ決まるぐらいだ。
先輩たちは入って当たり前なところがある。
一年生はやはり勇人が頭一つ抜けてうまい。
身長が高い人は入りやすいのかも。
98!…99!100!
やっと終わった。
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