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「だいたい百人くらいが城の周りにいる………中に入る方法はあるにはあるが危険だ」
銀は冷や汗を流しながら話を続ける。
「この中で空中移動系の魔術を使える奴は?」
銀は聞くが誰も首を縦に振らなかった。
「しゃあねぇ………一つだけここを抜ける方法がある。
俺の魔術で相手の目の認識をずらす魔術がある」
「認識をずらす?」
悠が疑問に思い銀に聞く。
「特殊な音を使って俺らの事を認識できなくする魔術だ、だが時間はそこまで長くないし目での認識は出来なくなるが音は聞こえるんだ……しかも連中にしゃべり声などの音を認識されるとこの魔術は解ける………………それでもこの魔法を使うか?」
「それしか方法は無いんだろ?それならやるしかねぇよ」
涼はそう言い不適に笑う。
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