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「!!!」
声に驚き後ろを見るとローブを着ている人物がいた、顔はフードにより隠されているのでわからなかった。
「てめぇ何者だ?」
竜崎は一瞬にして竜崎の武器、龍牙剣<ジャグラ>を召喚しローブの女性の首に刃を突き立てていた。
(疾い!)
涼は竜崎の動きを見て前よりもスピードが上がっている事に気付いた。
そう、竜崎は悠に負けてから毎日ずっと特訓をしていたのだ、前とは別人の様な成長を遂げていた。
「疾いね、まぁ武器をしまってよ?」
女性はクスクスと笑いながら呟く。
「…………………」
竜崎は敵意が無いのを確認し、<ジャグラ>をしまった。
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