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悠が階段を降りた事を確認して優奈達は階段を守るように立った。
「お前にも案外やさしいとこあるんだな?」
涼は微笑みながら優奈へ話し掛ける。
「うっさい!居ても邪魔だから先に行かせただけ!」
優奈は不機嫌そうに涼へ言う。
「でも少しは認めてんだろ?じゃなきゃあんな言い方しないしな」
「…………………援軍、来たわよ」
援軍の数は約二十人、学生が戦うにはキツい人数である。
「ハッ!素直じゃないねぇ!」
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