プロローグ 3 あるSAS隊員の朝

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それでもオレは歩く。 人間、老化は足から来るっていうしな。 そうそう、オレ少尉になったんだぜ? ザカエフを仕留めた功績により、特進だとよ。 やったぞオレ。 スゴくね? ぱちぱちぱち… 自画自賛はこの辺にしといて、オレはてくてく歩いていた。 ああ、いつもの日常だなぁ。 そんなことを思いながら、オレは下を見てた顔を前に向けたよ。 そしてオレは、目が飛び出さんばかりに見開いたよ。 オレの周囲が白い光に包まれてたんだ。 不思議と眩しくはなかった。 唖然としていたが、すぐにオレはあの話を思い出した。 一年前、プライス大尉から聞いた話だ。
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