プロローグ 2 銀色の侍

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ここは江戸のかぶき町。 その中に『万事屋銀ちゃん』というとある二階建ての建物の二階に事務所を構える何でも屋があった。 「つーかよぉ、オレ等出番遅くね?」 登場早々こんな台詞を吐いたのは「銀魂」の銀髪天パと死んだ魚のような目が特徴的な主人公、坂田銀時である。 今はいつもの特等席に座り、ジャンプを読んでいる。 「そうアル。この作品では唯一なのは以外にマンガやアニメが放映されてるアル。だから銀魂を一番最初に持ってこい作者ァァァァァ!!」 ソファーに寝っ転がって酢昆布をしゃぶりながら怒鳴ったのは、見た目はチャイナ服を着た普通の女の子だが、実は宇宙最強の戦闘民族の一つ、『夜兎族』の少女、神楽である。 「いやいや、一応『軽戦車スティングレーを探せ!』も一応マンガだからね。 あ、違った。あっちは劇画か。 まあどっちも同じようなもんか。 あっ、ヤベッ。小林源文先生に怒られちゃうよ。描いたのは畠山弘康先生だけどね。あれ?でも小林先生ペン画であり、普通の絵だって言ってなかったっけ。ああ、もう面倒くせーや」 「銀ちゃんもさっき出番遅いって言ってなかったアルカ?」
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