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『神堂慶亮
・二宮真
・菊正宗瑞希
・新城区/新城駅/改札口
・22時30分50秒』
駅で降りると今度は瑞希が渋い顔をしていた
「な・ん・で!
アンタたちもここで降りんのよ!?」
「何でって、これから「良いけど」しにいくからだよ」
真がさっきの仕返しとばかりに言い返した
「まさか、アンタたち………「良いこと」って……」
「どうした?瑞希」
慶亮が不思議そうに訪ねると
「まさかアンタたち、「園」に行くんじゃあないでしょうね?」
「「っ!!!」」
今度ばかりは2人とも息が止まりそうになる程驚いた
「やっぱり………、アンタたちも行くんだ、「GARDEN of EDEN」」
「何で瑞希が知ってんの?これは俺と真だけの秘密なのに!」
信じられないと言う顔で質問する慶亮の傍らで真はむせている
「ネットの掲示板で参加者募集してたから応募したの。あ~~あぁ、まさかアンタたちも当たってた何てね。まあ私は慶亮がいるからいいや」
「何だよそれっ!俺にはなんかないの?」
やっと回復した真がすかさず割り込んできた
「あんたはいいの!
まぁ、とにかくいこ!目的は一緒なんだし」
「そーだな。じゃあ時間も時間だし、行くか」
「さっすが慶亮君!話が分かる!」
瑞希は喜んでいたが、まだ真は
「瑞希がいるのかよ~~~、うわぁ~~」
とぶつぶつ文句を言っていた
幼なじみでも真はいつも勝負事に瑞希に負けていたので不安が有るらしかった
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