STAGE2 招待状

15/17
前へ
/85ページ
次へ
「お前………慶亮か?それに真と瑞希!?」 智史も同じように驚いていた 真と瑞希も驚いている 慶亮たちは小学校の頃から智史と友達だった あの頃から智史はやんちゃ坊主で瑞希と同じくらい、いや、それ以上に強かった 大概、慶亮や真がいじめられるといつも智史と瑞希が助けてくれた 同じように慶亮や真もお返しとして智史と瑞希に勉強を教えた 四人はとても仲が良かった でも……… でも智史は中学に入学する頃、親の都合でどこかに引っ越してしまった あの頃は携帯も持っていなかったし、連絡は一切出来なかった また会える何て、夢みたいだった 「智史!」 思わず慶亮は智史に走り寄り抱きついていた 相変わらずからだも大きくがっしりしている 「やっぱり慶亮たちか……」 智史も笑っている 「久し………振りだなっ、みんな」 智史自身も驚いている こんな場所で会えるなんて思ってもいなかっただろう でもみんな……嬉しそうだった その時 「盛り上がっている所申し訳ありませんが、そろそろルール説明を再開しても宜しいでしょうか?」ヘリオスが言葉を挟んだ
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加