STAGE3 始動

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『神堂慶亮 ・二宮真 ・菊正宗瑞希 ・片桐智史 ・日本領海沖/ノーフォーク号/メインデッキ ・前日/17時00分00秒』 見渡す限りの大海原が前方に広がっていた ここは客船のメインデッキらしい 客船と言ってもそんなに大きくはない フェリーくらいの大きさだ ここが今回のゲームステージだろうか まだ何のルール説明も受けていないのに 周りを見るとこの空間で動いているのは慶亮たちだけだ メインデッキにいる人たちも、海の波も、空の雲も、夕日も、すべてが時が止まったように動かない すると慶亮たちの目前―――何もない空間に巨大なディスプレイが現れた 「皆さま、これよりゲームの説明をいたします………………が、皆さまに一つだけお聞きしたいことがあります」 ディスプレイ上にヘリオスが現れ、4人に質問をした 「皆さま、今回のゲームに参加し、『どんなことがあろうともゲームクリア』していただけますね?」 「どんなこと?………て一体……?」 真が疑問の声を上げる
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