STAGE3 始動

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「ちょ、ヘリオス、『陥落園』てなんだよ!?そもそも何で創園島に災いが起こるんだ!?」 たまらずヘリオスに質問する 「開発中、人々は創園島の中央にあるとある祠から神器を発見、「考古学上の発見」という名目で持ち去ってしまいました。 自らの欲望のために………。 ですがその神器は遥か昔からこの島に伝わり、この島の主、「島神様」を沈めるための結界の神器………。 それが持ち去られてしまい、結界は消滅。 「島神様」が目覚めてしまいました。 島神様の動きは島を動かし、その血は「島神の使者」となります。 この島にもたらされる災いとは「島神様の鳴動」」 「どうすればいいんだよ?」 「それはゲーム内でわかります。今お伝えする事は出来ません」 「そんな………、じゃあ『陥落園』てなんなんだ?」 「すでに主よりこの楽園から『失楽園』という裁きを受けているなか、ゲームオーバーになることなれば、それは「真の罰」を受け入れることになります」 「災い」?「真の罰」? 頭がクラクラしてきた 真の罰ってなんなんだ? 「「真の罰」とは……………、あなたがたが生活している世界での「死」です」 ヘリオスは話の内容と裏腹にいたって冷淡に話す つまりゲームオーバーになれば死んじゃうってことか? 冗談じゃない!! 真や瑞希、智史も同じく反抗の声を上げている 「ウソだろ!?こんなの」 「まってよ!ゲームのリタイアはできないの!?」 「嘘ではありません。そしてリタイアも不可能です。すべてはこのゲームの主催者がお決めになったこと…。私たちにはどうしようもありません」 ――――――…………… 長い沈黙…… まだ本当の死という言葉が理解できない これが焦らずにいられるものか!そんな中、沈黙をヘリオスの声が破った 「……、皆さん、私はあなたがたに確かに聞きました。『 どんなことがあろうともゲームをクリアするか』と。 ……復活園をご存知ですか?罪を洗い流したアダムとイヴは楽園に戻ったという話です」
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