STAGE3 始動

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「失楽園」、「復活園」、「島神様の鳴動」、「神器」…… とにかく、島のどこかにある神器を祀っている社を見つけないと 目の前で隊員はきょとんとしている 「隊員さん、あなたの名前は?」 「佐古下 海斗ですけど…」 まだ自分のいってることが解らないみたいだ 誰だってついさっきあった人に 「地震が来る!」 なんていわれても信じられないだろう だが目の前の救急隊員…、佐古下さんは 「………わかった、一人でも多くの人を避難させる」 信じてくれた 「あ、ありがとうございます!!」 何で信じてくれたかわからないが、佐古下さんは信じてくれた 「俺はやることがあるんで行きます!」 走りだそうとしたとき、後ろから佐古下さんが声をかけてきた 「待ってくれ、君の名前は?」 「神堂 慶亮です」 立ち止まり、佐古下さんを振り返る 「慶亮君、救急車の中に救急非難セットと懐中電灯が入ったリュックがある。 持って行ってくれ。 あと向こうに仮設シャワー室がある。 塩水に濡れた体を洗っていくと良い」 「ありがとうございます!佐古下さん!非難の事、よろしくお願いします!」 「わかった、じゃあ、気おつけてくれよ」 リュックをひっつかみ、俺は走り出した
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