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『佐古下 海斗
・翠ヶ渓区/創園島中央ドック/第二ドック手前/砂浜
・前日/22時15分50秒』
慶亮が走り去ったあと､俺はしばらく座っていた
あの大学生､慶亮は
｢地震が来る!｣
と言っていた
何で信じたのかわからないが､自分も地震がまた来るような気がした
さっきから頭痛がする
それに伴い､頭の中でわからない言葉が沢山浮かんでいる
｢なんなんだ?｣
俺はしばらく頭痛も忘れて考え込んでいた
しばらくして俺は立ち上がると､携帯電話を取り出して電話帳のページを開き､電話をかけた
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