一本目っ!

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「んで、それがどうしたって言うのぉー? なに、何か言って欲しかった? `璃闇ちゃん、今まで辛かったね。でも、僕がついているから安心して'とでも言って欲しかった? あは、残念だったねぇ。僕はそこまで優しくないんだぁ! 知ってるはずでしょ? あ、豆腐の角にでも頭ぶつけたぁ?」 …さて、さっきから素晴らしい程の毒舌マシンガントーク(しかも棒読み)を俺に浴びせているこの少女は星月夜 眠音と言う。 因みに、同居人だ。 厨二病全開で語った結果がこれだよ。 やれやれ、彼の否言遣いのようには上手く行かないようだな… と、俺が悲嘆にくれていると、眠音がポケットから手紙を取り出した。 「じゃじゃーん、見て見て、」
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