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第一章 始まりの村
山奥にひっそりとある、外部の人間がめったに来ない村
今回の舞台はこちらのタタル村である
男1「おい、南入り口から人が来てるぞ」
男2「なに?何人だ?格好は?」
男1「1人だ。あの格好は…勇者だ…」
この会話をしてるのは村の高台にいる二人の男である。
この村には北と南に入り口があり、それを監視するのが村の真ん中にそびえる高台の上にいる、この2人の仕事である
男は束になった写真を取り出し念入りに双眼鏡に移る人間と照らしあわせる
男2「あんな奴、いないな…勇者リストに載ってないと言うことは新米か…」
男1「なにがあるかわからない…一応村のみんなに知らせてくる!」
男1は梯子を降り村の広場と走った。
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