第一章 始まりの村

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勇者の顔には笑みがこぼれた。 勇者「おぉ!皆さん!ありがとう!歓迎してくれるのは心から嬉しいのだが旅で疲れたもんでなぁ…宿屋はあるかい?」 その言葉に口にもっさりと髭を生やした中年男が身を乗り出してきた 男「それならばうちの宿にきて下さい!勇者様なら格安で!」 老女「うちの酒場にもいらして下さい!出来る限りのお持て成しはいたします!」 うちのところにも! うちのほうが!いや!こっちの方が! 村人たちは一斉に叫び始めた 勇者「皆さん!ありがたい!それじゃあまず宿屋に案内してくれるか!」 中年男「ではこちらへ!」 勇者は中年男に連れられ村の西側にある宿屋へと向かった。 ひそひそと 男1「今回の勇者は大丈夫そうだな」 男2「あぁ優しそうな勇者だった」 男3「まぁよかった。」 そして夜 酒場
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