第一章 始まりの村

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夜 タタル村酒場 ここはタタル村で一番賑わう場所である。小さな村ではよくあることだ 今宵も酒場の中は賑やかに村人の声が聞こえる が 今日は違った。 賑やかに笑う声の中にピンと張り詰めた 空気を感じる。 そう勇者が酒場にいたからだ 勇者がいるため皆が皆警戒しているのだ 酒場の奥、三人の男達と勇者は酒を酌み交わしていた 男1「勇者様!ここの名産の酒はどうですか!おいしいでしょう?」 勇者「あぁ!絶品だよ!この村にはこんなおいしい酒があるとはなぁ!」 勇者は気分が高まり どんどんと酒が進む。 飲んだらすぐ注がれ、 いつの間にか勇者はベロンベロンに酔っ払っていた 男「お~い、次の酒もって来てくれぇ」 次々と酒場の酒が勇者の胃の中へと消えていった
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