第一章 始まりの村

6/11
前へ
/14ページ
次へ
勇者に呼ばれ娘は勇者がいるテーブルに座った 見つめてばかりの勇者に対し先に口を開けたのは娘のほうだった 娘「勇者様なんでしょうか?」 勇者「お前名前は?」 娘「ユリナと言います」 ニヤリとする勇者 勇者「ユリナか、いい名前だ、よし…このあと宿に来い」 ユリナ「え?それはどういう…」 勇者「おれの相手をすれって事だろう!」 勇者はまた大声を出す。 その時には周りもさっきの大声で静まり返っていた為、勇者の声は酒場中に響いた 男1「勇者!それはどうかと!ユリナは来週には結婚する身です!それなのに…」 正論を言い止めさせようとする男に対し 勇者「おまえぇ!俺に指図するのか!?おれは勇者だぞ!勇者の言った言葉は絶対だろう!」 勇者は言った言葉は全員を黙らせた 男1「そ、それは…」 黙る男を無視し勇者はユリナの手を掴み ユリナ「止めて下さい!勇者様!」 勇者「うるさい!」 酒場を出て行った
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加