第三章 遡る思い

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シゲル>まぁそういう事で作戦は成功、そして目的地は決まった訳だ。 ナオキ>あぁおめでとうおめでとう、すごいすごい。 シゲル>お前とことんさっきの事恨んでるだろう。 ナオキ>ていうかお前いいのか? シゲル>何が? ナオキ>なんかもう俺達の世界に帰るつもりなさそうじゃん。 シゲル>…あ。 ナオキ>なんかそっちの世界でばりばり頑張ってるみたいだし。 シゲル>いや勿論帰りたいんだけどさ、帰る方法が全く無いというか。 ナオキ>で? シゲル>いやまぁだから、探すついでに手伝ってるみたいな感じなんだって。 ナオキ>で? シゲル>いやいや…ほら俺も勿論帰りたいよ、まだ買ってみてないアニメとかあるし。 ナオキ>で? シゲル>つまりだな俺は心の底からオタクな訳でして、本当ならこんなめんどくさい事なんてしたくない訳で…。 ナオキ>で? シゲル>そもそもオタクの俺に二日も掛かるほどの遠い距離を歩かせるのが無理って言うか…。 ナオキ>で? シゲル>いやもぅね、本当アニソン聞きたいよ、アニソン最高! ナオキ>でっていう。 シゲル>でっでっでっででででうるさいんだよお前は!俺の苦労も知らないくせにでっで言ってるんじゃねぇよ!お前ばっかり夏休みエンジョイしやがって、俺にもそのアニメライフ分けてくれ!つーかお前死ね!俺と変われ! ナオキ>ごめん、うざすぎて文章読めなかった、分かりやすく三文字で説明して。 シゲル>う ん こ。 管理>20時10分:シゲルさんがログアウトしました。 ナオキ>なるほど…、わかりやすい。
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