第二章 Φ-ファイ

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シゲル>とりあえず俺が今いる世界と、直記が今いる世界が別の違う世界という事がわかった。 ナオキ>へぇ、やっぱ異世界であってたんだな。 シゲル>みたいだわ。 ナオキ>じゃあ何でお前俺の世界とネットを繋げられてんの? シゲル>それはこの前話したノートパソコンが、何故か俺達の世界と繋がってるからなんだよ。 ナオキ>ごめん、意味がわからん。 シゲル>つまりだな、俺が今いる異世界にもネットワークがちゃんとあって、でもこのノートパソコンは俺達の世界のネットワークに繋がってるって事だよ。 ナオキ>何で? シゲル>知らんわ。 ナオキ>む…!? シゲル>を、どうした?何か気付いたのか? ナオキ>いや、屁が出そうで出なかった。 シゲル>このクソボッチが。 ナオキ>まぁとりあえず結局帰ってくるための情報は何も手に入れてない訳ね。 シゲル>まぁそうだけど…何もないよりかはマシだろ? ナオキ>まぁな。 シゲル>それと、連絡を取りやすいようにこれからマメにサイトにログインしといてくれないか? ナオキ>を、了解、そこらへんは俺もそうしようと思ってた所だ。 シゲル>さすが。 ナオキ>それじゃあまた何か情報掴んだら教えてくれ。 シゲル>生きてたらな。 ナオキ>何だよ、死ぬような目にでもあってるのかよ? シゲル>あった。 ナオキ>どんな?まさかネットが普及している世界でそんな危険な事がある訳ないだろ? シゲル>虎とゴリラを足して二で割ったような化け物に殺されかけた。 管理>15時00分:シゲルさんがログアウトしました。 ナオキ>…マジで?
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