貴方と私

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私は 『えっ?そうなの?どうして?』 と聞いたら 貴方は 『この辺りの地理はわからんって言っとったし、他に頼る人おらんって言っとったから、近くにおってあげんといけんと思ったからだよ』 と言った 私はその言葉を聞いた時 前から心に空いていた穴が 自然と埋まった その時 (ここまでしてくれる人、いなかった...私.. 心からこの人の事、好きだ) と思った なんだか安心して 私は思わず 『安心したらなんだか寂しくなってきた...』 と言ってしまった 貴方は 『これからそっちに行こうか?』 と言った 私は 『うん。ぢゃぁ、×××に待ち合わせで..』 貴方は 『わかった、今から向かうよ』 と言い電話を切った
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