幼少期偏

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生まれつき障害もちの俺は、生まれてすぐに母親に育児放棄された。 そんな俺を親父は一生懸命育ててくれた。 小さい俺を、家においていくわけにもいかず会社に無理を言って、職場にまで俺をつれて行き、面倒をみてくれた。 休みの日には、疲れてるはずなのに、遊園地や、動物園につれて行ってくれた。 その後俺は爺ちゃんに出会い、国立の小学校に進学した。 成績は学年2位と、トップクラスで通っていた。 3年になるころに突然母親がたずねてきた。俺を引き取りたいという話らしいが、幼かった俺は何も知らずに、首を縦にふってしまった。 大阪から千葉へ突然引っ越した俺は、公立の小学校に転入した。 テストはバカバカしかった。 周りも馬鹿なやつばかりでつまらない学校生活をおくっていた。 こんな事で終るわけもなく、大阪から千葉に引っ越してきた俺は、当然方言は違うわけで、皆にからかわれて、人生初のリストカットを体験した・・・。
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