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マスターさん
「本当にいつもごめんね!
ちなつさん!
その一杯とお通しはサービスさせてもらうから!」
数分後、我に帰ったマスターさんは本当に申し訳なさそうに切り出した。
「あ、でも伝票つけちゃったんで!
それに、いつもの事じゃないですか!」
クスクスと笑ってみせる。
ひでお
「もったいないなぁ。
オゴッてもらっときーな!
俺なんか毎回ボられてんねんから!
いやマジで!」
マスターさん
「間違い無く飲んでるよお前は。
てゆーか料金下げたいなら毎回勝手にボトル持って帰るな。
バレてるから。
普通に来店して帰る時には腕がサイコガンになってるから。
てゆーかどんだけ万引き下手なんだお前は。」
ひでお
「ちなっちゃーん、マスターがイヂめるーぅ。」
「ッ近!?うわぁああ!?」
本気で気付かない内にひでおさんの席が私の隣の椅子に移動していた。
眼前にはひでおさんのキス顔が迫る。
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