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幼い頃の記憶で鮮明に覚えてるのは
赤い夕陽に照らされた大きな体
飛んでくる白いボールもほんのりと赤く光って見えた。
夕焼けの川原で、父さんとするキャッチボールが
小さい頃の俺は大好きだったんだ。
物心のつく頃からの父さんとのキャッチボール。
父さんは中高生の時に野球部だったらしい。
そして一応、ピッチャーでエース。
男の子が産まれたら、一緒にキャッチボールするのが
父さんの夢だったって。
父さんとするキャッチボールは楽しくて
小学生になる頃には、バッティングを教えてもらった。
俺は自然と野球が好きになっていった。
そして俺は小学4年生になった時にリトルリーグに入った。
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