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女性官吏、
男性のみ受けられる国試に現国王である紫劉輝が意見を押し切り女性も国試を受ける権利が得られそれに受かった者のみが呼ばれる。
初の女性官吏である紅秀麗は、洲僕になってそうそう、自分の意思をつら抜き茶洲を救った。
しかし、官吏の中には良く思わない者が増える一方…
女性官吏に対しての風当たりがますます酷くなっていった。
秀麗達が国試に受かり、早一年。
また、国試の時期がやってきた――――
『おい、聞いたか?』
『あぁ、国試だろ…』
『どうやらまた、女性が受けるらしい…』
城内で官吏達が騒ぐ…
女性官吏、今度はどんな女人か…
興味を持たない者等少なかった。
そして城内の騒ぎが大きくなるころ、国試は終了した―――
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