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賑やかな町並みから外れた集落の一角にある家の前に案内された。
「ここじゃよ」
老人はにこやかな顔で指をさした家は少し寂れた素朴な家だった。
静かに錆びれた扉の開く音がした。
「お邪魔します」
どこか懐かしい香りがした。
「ところでさっきの話なんですが、どうやって過去にいってどこまでを見てきたんですか?」
「そんなにせかすでないよ」
コーヒーを飲み深いため息をついたあと
「さて…どうやってというところじゃが……」
2時間後…
「それでは失礼します」
僕は長々と老人の話を聞いて老人の家をあとにした。
町を外れてもうどれくらい来ただろう…
それからこの町はどうなったかって?
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