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自宅 11:48 黒衣「ふぅ、流石にコレを整備すると    やっぱり時間がかかるな、    まあ、今回使う可能性が    一番高いものだからな」 黒衣の手元には通常のライフル銃の 二周りほど大きくなったモノや 明らかに銃身の長さのおかしな 拳銃などが置かれている そして近くに置いておいたパソコンから ピピッ 黒衣「……時間より早くメールが来たか」 黒衣「……何々」 カチッ 名前 宮代 大輝 年齢 47歳 職種 宮代コーポレーション社長 天性の才能があったのか、若い時に立ち上げた 会社がそのまま、今の会社の基礎となり、 自身の手腕により急成長させていった 今では多くの財界人や、警察幹部との交流があり 今、国を担う人材の一人として注目され 世界各国に進出している 黒衣「ふん、大企業の社長ね、    絵に描いた様な感じだな、    表は………さて、裏はっと」 発展途上国の人々や、不法滞在者などを 大勢さらい、闇ルートで臓器を売り払ったり、 自身やその他の権力者に提供したりしている 他にも多くの犯罪にも関わっている可能性が あるのだが権力と財界への太いパイプ、 何より警察官僚との関わりのせいで 表立った捜査や、立件が難しいため、 今まで生きてきた 黒衣「……こっちも、絵に    描いたような感じだな」 黒衣「それで、今後の予定は」 13:00 内閣官僚との昼食会 15:30 他の子会社などとの役員会議 18:00 監査 20:00 警察幹部を招いてのパーティー 21:30 パーティー終了 黒衣「ん~?どの場所でもやることは、    たやすそうだけど」 黒衣「良し、じゃあこの時間に決めた」
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