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「分かった。帝にはそう伝える。姫様には心に決めた方がいますって。」
良いわね?帝もとても心配しているんだからね!
璃乃は美沙姫様の話を聞いてそう言いました。
「そうね…お父様には沢山迷惑をかけてしまったわ。これ以上は心配かけられないわね。」
美沙姫様は苦笑しながらそう言いました。
「それじゃぁ、あたしは帝に報告に行くけど、あんまり暗い顔しないで。きっとその方も迎えに来てくれるわよ。なんたって傾国の美女・美沙姫なんだから!」
元気だして笑顔でいなさいと言いながら璃乃は去って行きました。
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