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僕は背筋が凍りつき、そろそろと後ろを向く。
そこには先生が立っていた。なんで。
先生はドアの前でかたまり、僕と、僕の周りに転がる死体を交互に見て、途端に顔が青ざめていった。
僕はとっさの判断でナイフ取りだし、先生の首元めがけてそいつを突き刺した。
先生は終始、恐怖と驚愕に満ちた顔を浮かべながら何かを言おうとするが、喉からヒューヒューと空気が漏れだし、それは言葉として生成されない。
やがて先生は転がる死体のひとつとなった。
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