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二人はある部屋の前で止まった。その部屋はそう、ツナの部屋だ幸村が勢いよく襖をスパンと開けた。
幸「ツナ殿、おはようでござる!!」
佐「ツナ君~…あらぁ、まだ寝てる。」
幸村の大きな声をものともせずツナはまだ気持ち良さそうに寝ている。
佐「朝弱いのかな~。」
幸「ツナ殿~。」
幸村がツナを強く揺するが全然起きる気配がしない。痺れをきかせた佐助が敷布団を掴み…引っ張る。ツナはゴロゴロと床を転がり壁にぶつかった。
ツ「………いてっ!!」
幸「大丈夫でござるか?ツナ殿。」
佐「おはよう、ツナ君。」
ツナはどうやら頭を打ったらしく頭を抑えている。
ツ「………いてて……あ、おはよう、幸村、佐助。」
幸「お、おはようでござる。」
佐「ツナ君、けっこう丈夫なんだね。」
ツ「いつもはもっと酷いからね。」
そういってツナは二人にいつもの朝の事を話した。
リ「おいツナ、あさだぞ。」
ツ「…スゥ……スゥ。」
まだ寝ているツナを見てリボーンは自分の頭に乗っているレオンをハンマーに変形させる。
リ「さっさと起きやがれ。」
―――ガッ、バギッ
ツ「いてぇ!!朝からなんだよリボーン!!」
リ「……もう一発いっとくか?」
ツ「いいよ!!もう起きた。」
―――バギッ
ツ「結局やるんかよ!!」
ツ「他にも爆弾で起こされたりもあるなぁ。」
幸・佐「「………………。」」
幸村と佐助はツナの私生活を本気で心配した瞬間だった。
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