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その後、ツナ達は昼飯をとり他に必要な物をいくつか買った後、今は甘味屋で団子を食べていた。
幸「おかわりでござる!!」
佐「旦那~あと30本にしてよねぇ~。」
ツ「(30本!!まだ食べるの!?)………幸村は甘いのが好きなんだね。」
うむ!!と元気に返事をする幸村。横で深くため息をついている佐助。哀れである。ツナと佐助がわいわい喋っているうちに幸村はあっという間に団子を30本たいらげてしまった。
ツ「ごちそうさま。美味しかった。」
佐「そうだねぇ~、じゃそろそろ帰ろっか。」
気づけば日が傾き初めている。畑仕事から帰る人や他に買い物帰りの人で道がいっぱいになっていた。
幸「佐助ぇ~。某、腹が空いたでござるぅ~。」
佐「え、ちょっ、旦那!?今さっき団子食べたよね!?」
ツ「(佐助ってお母さんみたいだなぁ。)」
そんなことを思いながらツナは幸村達の後ろを歩いていた。ツナが細い裏道のそばを通った瞬間、裏から急に口を塞がれ裏道に引きずられていく。
ツ「……!?(幸村、佐助)」
口を塞がれているせいで声がうまく出せない。幸村と佐助は気づかずに人混みの中に紛れてしまった。
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