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ーー八月某日。
暑さの為、フラフラと街を歩いていた俺。
本当はこんな猛暑の中を出歩きたくはないが、予約してあったゲームを購入する為に、全国的に有名なこの聖地までやってきた。
「やっべ、もうこんな時間かよ!」
携帯で時刻を確認した俺は、早足で歩き始める。
しばらく歩くと目の前に、
「どうぞ~」
と、ポケットティッシュが差し出された。
は?この急いでいる時に・・・
と、無視して通り過ぎようとしながらチラッと見る。
しかし、急いでいたはずなのに、思わず足が止まってしまった。
そこには、
栗色がかったセミロングの髪、色白で、くちびるはツヤツヤ桜色の、どこをとっても非の打ち所のない美少女が立っていたからだ。
しかも、ミニスカメイド姿で。
何だ、この最強装備は!?
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