第1話

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初めてアイツを見たのは高1の冬 私はいつものように電車に乗り いつものように通学路を通っていた 寒い、なんて言いながも 規定の服装しか着ていないくせに ある意味見慣れた中に たった1つだけいつもと違っていた それがアイツを初めて見た日 最初はちょっとだけの好奇心で 彼の顔を遠目から見た その人はとてもつまらない 此処にいる事すら認めていない そんな印象を受ける目をしていた うん、私はなんかムカついていた
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