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｢華原君教室に…｣
｢そんな天使みたいな声では、俺所か誰も止められないよ｣
耳元でそう囁くとびっくりしたのか｢ひゃぅ｣と変な声を出し頬が赤く染まっていた。
｢じゃね｣
｢あ、こら待ちなさい!!｣
俺はゆっくりと足を進める。
後ろから気配はない。
どうやら、諦めたようだな。
｢よう。お前もサボりか？｣
突如前に現れた美少女。
美しくと言わんばかりの肩にかかる紅い髪。
身長は俺と変わらない。
こちらも肌が白い。ちなみに胸はメロンだ。さっきとは大違い。
｢お姉ちゃんをそそのかして、授業を放棄。罰として…｣
｢俺と放課後に…みたいな感じ｣
｢はぅ…あ、あれいつの間に…｣
そう真面目だが、真っ直ぐ過ぎてね。
この子さっきの先生の妹。
遠藤香穂だ。俺のクラスメイトで俺の隣の席だ。
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