一部第三章・出会い

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『●●……お前……は生きるんだ』 あぁ……父上か…… 『逃げて……●●』 母上…… あの日の出来事か…… 『ククッ…まだがきじゃないか…生かしてやろう』 この時に俺は背中に火傷をおった…… 自分の名前なんて覚えてない あの日のことしかわからねー             『今日から俺がお前の親だ…。そしてお前は…今日から桜花となれ。』             『い…命だけは…』 俺をおそれるやつらのあの眼……             『逃げよう…二人で…』 琥珀…… 『もう俺たちは自由だ…凉香……』 この日……凉香となった             『気に入った……俺に仕えろ。凉香』 お頭……             『逃げ切れよ……』 庵翔……                                     俺は……なぜいつも一人になってしまうんだ……             本当は一人なんか嫌なのに……
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