第二の人生

学園物語始まる

「さー、私も分からないね～。今日職員室でいきなり発表されたからねー」

「分からないんですか…」

まあ、大体城に呼び出された日からこうなるよう計画されてたんだろうな…

―――ククク、だが俺は予想に反してＳクラスではなくＢクラスに転入した…計画を潰してやった感じでかなり気持ちいいな…フフフ

「まーレスト先輩はなかなか行動力のある方ですから納得してしまうのですよね～」

「レスト先輩と言うには一緒の学校だったんですか？」

「そうですよー、この学校が母校ですー。いろいろ助けてもらったりしてたんですよー」

「へぇーそうなんですか」

「おっと着きましたー。此所です、では呼ばれるまでここで待機していてくださいー」

では、と言って中に入って行ってしまった

中からは

「起立ーつ、礼～」

「おはよーございまーす」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀと音がし、皆礼を言って座ったようだ

「久し振りですね～皆さん、今日は三学期の始まりと同時にこのクラスへ転入生がいます。」

先生がそう言うと

「先生ー男ー女ー？」
「カッコイイですか？」
「いやいや可愛いですよね!?」
「変態だったりしますかー？」

ガヤガヤとうるさくなった

―――て言うか最後に聞こえたやつ、かなり失礼だろ…