上がってきたのは女子だった
赤く長い髪をひとつに纏めポニーテールにしている。身長は目算170以下だが女子にしては高い方だろう、顔つきはキリッとしており眼力もかなりあるが美少女、いや美人といったところか
「珍しいな……」
「ん?なにか言ったか?」
思わず呟いた事を聞こえたのか彼女は聞き返してきた、俺はある一点を見つめながら
「いや……刀を持っている(そして貧乳な)奴が居るとは…」
「今悪口言わなかったか?」
まさか、と首を横に振る。てか鋭いな…副声音に気が付くとは…
「まぁいい。刀は私が和国出身で侍だからだ」
「侍?(て、事は…日本も江戸や室町時代の造りか…)へぇ~いわゆる騎士みたいなもんか?」
「そうだな、似ているものはある」
「オイ、シドウさんじゃねぇか」
「えっ?シドウさんが!?」
「あぁ元Aクラスだったカオリ・シドウがリングに上がってる」
「相手は!?」
「"あの"転入生だ」
「うわ…見てみたい…」
「どっちが勝つかな?」
「さぁ?転入生君は未知数だから…」
「でも昨日四年生に勝ってたよ」
「嘘ッ!?」「マジかよ…」「凄いね」「これはSクラスにも…」
何やら外野がうるさくなってきた
理由は目の前に居るシドウという女子に対してだろう、まさかの有名人…
「おい、お前ら喋ってねぇで早く戦え。あとはお前達だけだ」
先生がめんどくさそうにそう催促してくる。
―――あとは俺達だけか…どうりで周りに人が集まる訳だ…
最後なのか知らないがリングの周りにはクラス全員ギャラリーに
「じゃあ始めますか」
「そうだな。本気で来いよ?」
「わかってるよ」
「なら、いい」
「「お願いします」」
言って試合が始まった
最初のコメントを投稿しよう!