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下の階にある大広間に行くと、ガッツは床の上で腕立てをしていた。
「ガッツ!」
声を掛けると、大きな体を重たそうに立ち上がり俺に笑顔で近づいてきた。
「おぉ、PC!元気にしてたかっ?」
と言いながら、俺の体を子供をあやすかのように持ち上げる。
「おいっ、ガッツ降ろせっ!痛いんだよっ、バカちからがっ!」
「ガッハハ!お前は相変わらず、ひょろいなっ!」
こいつはガッツ。ガッツはコードネームで本名はわからない。俺の怪盗仲間だ。
俺とは真逆のタイプで、計算して行動する事はまず無い。野生の感…本能?で動くタイプだ。
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